2023年07月28日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第29週 (7/17~7/23)

【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は2,486人(定点当たり48.6)で、前週比101%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症及び手足口病で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎及びヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は1,419人(24.5)で、前週比118%と増加した。
高千穂(39.0)、延岡(34.3)、中央(32.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】
報告数は579人(9.98)で、前週比108%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.06)の約172.1倍であった。
高鍋(17.3)、日南(17.2)、中央(16.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【手足口病】
報告数は115人(3.2)で、前週比144%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.4)の約1.3倍であった。
延岡(12.5)、日向(8.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から5歳が全体の約9割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年7月28日更新)