2024年01月12日

今週の注目される定点把握対象疾患
2024年第1週 (1/1~1/7)

【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は2,366人(定点当たり47.8)で、前週比68%と減少した(年始含む)。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は新型コロナウイルス感染症で、減少した主な疾患はインフルエンザ、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は432人(7.5)で、前週比148%と増加した。
延岡(9.9)、日南(8.2)、日向(8.2)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】
報告数は1,511人(26.1)で、前週比58%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(10.9)の約2.4倍であった。
延岡(35.9)、宮崎市(34.8)、高千穂(29.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約半数を占めた。

【咽頭結膜熱】
報告数は76人(2.1)で、前週比58%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.53)の約4.0倍であった。
中央(4.0)、延岡(3.8)、都城(2.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から5歳が全体の約8割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2024年1月12日更新)