2023年09月15日
今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第36週 (9/4~9/10)
【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は2,147人(定点当たり44.4)で、前週比110%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、咽頭結膜熱及びA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナであった。
★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は1,220人(21.0)で、前週比110%と増加した。
高鍋(33.3)、中央(24.0)、都城(23.8)、日南(23.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。
【インフルエンザ】
報告数は356人(6.1)で、前週比124%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.19)の約32.7倍であった。
延岡(14.0)、小林(11.5)、日南(8.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。
【手足口病】
報告数は166人(4.6)で、前週比106%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.5)の約3.0倍であった。延岡(10.0)、宮崎市(7.0)、小林(5.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から5歳が全体の約8割を占めた。
*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均
【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年9月15日更新)