2024年03月22日
今週の注目される定点把握対象疾患
2024年第11週 (3/11~3/17)
【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は1,663人(定点当たり34.8)で、前週比88%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患はインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症及び感染性胃腸炎であった。
★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は329人(5.7)で、前週比82%と減少した。
高千穂(9.5)、中央(9.0)、小林(7.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約半数を占めた。
【インフルエンザ】
報告数は788人(13.6)で、前週比93%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.4)の約5.6倍であった。
日向(23.8)、中央(22.0)、延岡(21.4)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約9割を占めた。
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は196人(5.4)で、前週比98%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.8)の約3.0倍であった。
小林(9.0)、宮崎市(6.7)、高千穂(6.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は4歳から7歳が全体の約半数を占めた。
*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均
【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2024年3月22日更新)