2023年09月22日
今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第37週 (9/11~9/17)
【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は1,957人(定点当たり39.8)で、前週比90%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザとA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は新型コロナウイルス感染症、RSウイルス感染症、手足口病及びヘルパンギーナであった。
★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は973人(16.8)で、前週比80%と減少した。
都城(20.5)、小林(19.3)、日南(19.2)保健所の報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。
【インフルエンザ】
報告数は491人(8.5)で、前週比138%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.27)の約31.9倍であった。
中央(27.0)、小林(19.0)、宮崎市(11.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約8割を占めた。
【手足口病】
報告数は132人(3.7)で、前週比80%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.5)の約2.4倍であった。
宮崎市(5.7)、延岡(4.5)、小林(4.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約7割を占めた。
*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均
【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年9月22日更新)