2023年10月06日
今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第39週 (9/25~10/1)
【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は2,014人(定点当たり41.2)で、前週比117%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザ、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び手足口病で、減少した主な疾患は新型コロナウイルス感染症であった。
★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は545人(9.4)で、前週比84%と減少した。
延岡(15.3)、高鍋(12.5)、日南(9.6)保健所の報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。
【インフルエンザ】
報告数は946人(16.3)で、前週比117%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.27)の約61.3倍であった。
高鍋(33.5)、延岡(23.7)、日南(22.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約8割を占めた。
【手足口病】
報告数は141人(3.9)で、前週比147%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.7)の約2.3倍であった。
小林(10.7)、宮崎市(5.0)、中央(5.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約8割を占めた。
*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均
【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年10月6日更新)