2024年02月23日

今週の注目される定点把握対象疾患
2024年第7週 (2/12~2/18)

【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は2,689人(定点当たり53.9)で、前週比78%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患はインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、咽頭結膜熱及び感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は559人(9.6)で、前週比71%と減少した。
延岡(16.0)、中央(12.5)、高千穂(11.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約半数を占めた。

【インフルエンザ】
報告数は1,535人(26.5)で、前週比78%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.1)の約2.9倍であった。
延岡(38.0)、中央(30.5)、都城(30.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約9割を占めた。

【咽頭結膜熱】
報告数は73人(2.0)で、前週比77%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.44)の約4.6倍であった。
中央(10.0)、日南(4.0)、小林(2.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から6歳が全体の約9割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2024年2月26日更新)