2023年09月29日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第38週 (9/18~9/24)

【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は1,812人(定点当たり35.2)で、前週比89%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザで、減少した主な疾患は新型コロナウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は647人(11.2)で、前週比66%と減少した。都城(17.8)、中央(15.5)、高鍋(12.5)保健所の報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】
報告数は812人(14.0)で、前週比165%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.25)の約55.9倍であった。
宮崎市(23.4)、日南(17.6)、中央(16.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約8割を占めた。

【手足口病】
報告数は96人(2.7)で、前週比73%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.5)の約1.7倍であった。
高千穂(7.0)、宮崎市(4.7)、小林(4.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約8割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年9月29日更新)