2024年01月26日

今週の注目される定点把握対象疾患
2024年第3週 (1/15~1/21)

【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は3,409人(定点当たり69.1)で、前週比129%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は932人(16.1)で、前週比144%と増加した。
日向(25.2)、延岡(24.9)、小林(22.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】
報告数は1,613人(27.8)で、前週比121%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(18.9)の約1.5倍であった。
小林(37.8)、宮崎市(32.5)、日向(31.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約7割を占めた。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は242人(6.7)で、前週比178%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.0)の約3.4倍であった。
宮崎市(13.3)、中央(9.0)、日南(6.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は4歳から7歳が全体の約半数を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2024年1月26日更新)