2023年10月13日
今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第40週 (10/2~10/8)
【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は1,615人(定点当たり33.9)で、前週比82%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱で、減少した主な疾患はインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症及び手足口病であった。
★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は308人(5.3)で、前週比57%と減少した。
延岡(8.7)、高鍋(7.3)、高千穂(6.0)保健所の報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。
【インフルエンザ】
報告数は823人(14.2)で、前週比87%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.21)の約67.8倍であった。
日南(27.8)、延岡(22.9)、高鍋(21.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約8割を占めた。
【咽頭結膜熱】
報告数は45人(1.3)で、前週比129%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.45)の約2.8倍であった。
都城(3.2)、宮崎市(1.5)、小林(1.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から5歳が全体の約8割を占めた。
*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均
【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年10月13日更新)